今回はお知らせです!
新刊「マンガでわかる子どもの困りごと攻略ブック できない・やめられないが多い子がわかる解決法」が5月9日に発売します。

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今回の本はコミックエッセイではなく、
子ども向けの漫画です。

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マンガでわかる子どもの困りごと攻略ブック できない・やめられないが多い子がわかる解決法 (ヒューマンケアブックス) [ モンズースー ]
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「発達障害」という言葉を入れるか入れないか話し合った結果
今回は全く入れない本になりました。

障害のあるなし、診断名など関係なく
困っていることを知りそれを
どう解決するかという
内容になっています。

なので「発達障害」を知らない子、
発達の凸凹のない子にも
読んでいただけます。

そして今回は…

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今回子ども向けの本なので私1人の考えを書くわけにはいきません
なので、たくさんの困りごとのある子どもたちを長年診察してこられた
医師のうさぎ先生(平岩幹男先生)に企画の段階からご意見を頂き作りました。

先生のご紹介を簡単にさせて頂くと
40年以上にわたり行動や
コミュニケーションなどの困難を
抱える子どもたちへの相談、対応、診療に
あたってきた医師であり
発達障害関連の本の執筆やゲーム、
コミックエッセイの監修
YouTubeなど多方面で
ご活躍されているこどもの困りごとに
とても詳しい方です!

先生のご著書の
どんな解決方法があるのかなど
先生に案を出して頂き、
困りごと1つ1つに子どもも大人も読める
解説を書いて頂きました!

専門の先生のお話ですが
難しい表現は使わず
やさしい言葉で書かれているので
読みやすいと思います。

さらに…

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今回の本は、漫画、解説、
まえがき、あとがき、すべて
総ルビ(フリガナ入り)です!

文字も大きく言葉遣いも
シンプルにしました!

なので、漢字が苦手な子、
少し読み書きが苦手な子、
本が好きではない子にも
読んで頂けるのではないかと思います。

(この作業とても大変だったそうです😭
Gakkenさんありがとうございます…!)

フォントは読みやすいとされているものを
使って頂き紙や表紙も
視覚過敏の子でも読みやすいものを
できるだけ使って頂きました。

紙の軽さや本を目立たせる必要もあるので
匙加減が難しいそうなのですが
できるところは対応して頂きました。

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今まで描かせていただいた本とはまた違う
難しいテーマなので、作るのに今までの
数倍時間がかかりました😅

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どう表現するべきかとても迷いました。
同じ困りごとのある子でも
読む力や話の理解力はさまざま
どの年代のどんな子に向けて描くべきか
いろいろな方にご意見を頂き悩んだ結果
小学校高学年から中学生くらいの子に向けて
描くことにしました。

でも難しいお話ではないので
マンガを読むのが好きな子なら
低学年の子でも読んでいただけるのでは
ないかと思いますし、ご家族や
支援をする方にも参考になる
内容だと思います。

困りごとという明るくないテーマなので
真面目に、わかりやすく
できるだけシンプルに
描いた方がいいかなども
とても迷ったのですが

うちの子や周囲の子を見ていて
楽しくないと読んでくれない子も
多いと感じたので
不適切と思われる方もいるかもしれませんが
少しギャグも入れ真面目すぎない漫画に
なるように書いてみました。

絵もコミックエッセイのような
シンプルな絵は読んでくれない子もいるので
私にできる範囲なのですが変えて見ました。

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どんなにいい本も、学びのある本も
好きなキャラや興味のあるテーマが
入ってないと見ない子もいるので
子どもたちに興味を持ってもらえそうな
キャラを、子どもたちの描いた絵や
学校の掲示物などを参考にしながら
考えたくさん描いてみました。

悪役キャラの方が好きという子も多いので
学習漫画にはあまりでないかもしれませんが
「悪魔」や「鬼」なども登場します。

学習漫画だと1冊に解説の
キャラ1人ぐらいだと思うのですが
今回は1つの困り事に1人全部で18人います。

多すぎて逆に分かりづらいかなとも
思ったのですが、1人でも多く興味を
持ってもらえればと思い
詰め込んでみました。

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私の本は大人向けに描いたものなのですが
中高生の子や小学生の子からも感想を頂くことがあります。
親子で読んでくださった方もいました。

とても嬉しいことなのですが
子どもたちには今まで描いた話とは別に
伝えたいことがあったので
どこかで描かせてもらえないか
ずっと考えていました。

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私たち大人が子どもだった頃はこれらの困りごとがあることが
あまり知られていなかったので多くの人が知らずに大人になりました。

私もその一人です。

そんな人たちから
「子どもの頃に知りたかった」
という言葉をよく聞きます。

現在は発達障害などの言葉が
私が子どもの頃より
たくさん使われるようになり
情報も増えましたが
それでも子ども、特に当事者が知る環境は
あまりないように思います。

ネットで調べると
差別的な言葉として
「発達障害」などの言葉が
使われていることがたくさんあります。

できれば最初にそんな情報を
見て欲しくありません。

なので大きな失敗をして、ネットで調べ
否定的な情報を見る前に読める
子ども向けの本を描きたいと思いました。


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私はかなり面倒くさい子だったので
親や教師の話はあまり聞けませんでした。

困ったり、失敗したときのは特に
アドバイスなどを素直に聞けませんでした。

でも漫画だと直接言われるわけではないので
客観的に状況がみえて、理解できることもありました。

だからこのテーマは漫画で
伝えたかったんです。

しかし、困っているこの中には漫画を
読む事も苦手な子がいると思います。
この本は全ての困っている子に
伝えられるツールではありませんし、
困りごとは本人より周りの
大人たちのサポートが重要と
考える意見もあると思います。

でも多くの大人の当事者が子どもの頃に
知りたいと思ったように「今」知りたい子もいると思うんです。

その子たちが知るツールのひとつとして
この本を使っていただけたら嬉しいです。

困りごとは簡単に解決することばかりでは
ありませんし、本を読んでも
内容をすぐに全部理解することは
難しいかもしれません。

でもまずはなんとなくでも読んでもらって。

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長々と書いてしまいすみません!

今回試し読みなどがないので
(今のところ)書かせて頂きました。

子ども向けの本ですが、
難しい専門用語や長い説明はないので、
困りごとに詳しくない大人の方にも
読みやすい本だと思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

どうぞよろしくお願い致します!

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